マチネの終わりに

  • 2019.08.20 Tuesday
  • 22:43

マチネの終わりに」平野啓一郎

 

相当流行っているぽいけど、やっぱり恋愛小説だから?

恋愛は、したことない人探す方が難しいくらい感情移入しやすいってことだろうか。

 

この人の「私とは何か」を読んでそれがすごく説得力あったから、小説も書いてるなら読みたいって思ってて、

とりあえず読んだ。

頭のいい人の書いている文章ということはわかるよ・・・わかるけど、あんまり難しいこと言われてもついていくの大変だよって読みながらチラチラ思った。

途中ちょっとたいくつになり、特に男の方にも女の方にも感情移入できなかったのでもう読むのやめるか・・・?と先をめくったら、意外なことがありそうだったので頑張って読んでいたら面白くなって最後まで読めた。

京都大学卒さすがです、という気持ち。

学歴信者なんかじゃなかったけれど、やっぱりなんだこの人は、って思う確率がどうしても高いのが東大京大とか、それはあるなと思ってきた。

最近作者の学歴やら経歴はすごいチェックするようになっている。

 

イラクとか、ジャーナリスト系の話は全く知識もなく、興味の持ち方もわからないのでほぼ字を追っているだけだった。

経済学者、リーマンショックの話は少しは知識を入れてたから、それはふむふむとなる。

元に知識があると、やっぱり本って読みやすいんだなあと改めて思った。

 

話は、綺麗事がなくてよかったとは思うけれど

私がわからないのはなんでそんなに強く思う人がいるのに、別の人と結婚して子供まで作るんだ?というところ。

なんとなくタイミングが合わなくて終わる関係というものは、まあわかる。

流れで結婚するも、まだわかる。

でも子供は、わからん。

それで結局子供のためを思って結ばれない????

誰が幸せになるん?それ。

 

強く思っている相手=結ばれたら幸せになる

ではないと思うけれどもね。

強く思っているからこそうまくいかないこともたくさん出てくるんだろう。

私は結婚っていうのは恋愛と別物だと思っている部分はあるし、したことがないからこそわからないのかな。

ただ、もし強く思っている相手が死んでしまったら、一番強烈に結ばれるとは思う。

現世にいないということは、それだけで相手を縛る能力がある気がしてならない。

お互い生き続けながら理想の形を求め続けるっていうのは不可能に近いんじゃないかなーって思うのは夢がないだろうか。

 

読みごたえはあったけれどまた読もうっていうものにはならなかった。

恋愛小説は難しいな。私がへそまがりだからな。

 

あと、事実を知る前の自分と知った後の自分ではもう世界がちがうっていうのはパラレルワールド的な話?って気になって

この著者はパラレルワールドがあると思っているのかは気になった。

過去は変えられるっていうのは、アドラー系の話かな?と思いつつ。

 

一番印象に残ったのは

 

相手のことを心から愛せないという以上に、相手と一緒にいる時の自分を愛せないというのは、互いにとっての大きな不幸だった。

 

という言葉かもしれない。

これは、結構響いた。深い。

 

 

 

 

 

 

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